コスト削減の効果的な方法【企業向け・経費削減のポイント】

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コスト削減の効果的な方法【企業向け・経費削減のポイント】
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この記事では、企業向けにコスト削減(経費削減)の効果的な方法を解説しています。

コストがかかっている現状の問題点を全て紙に書き出してみる


これは、デール・カーネギーの「道は開ける」に書かれてある内容です。

ニューヨークの一流出版社の総支配人や米国保険業界の大物のセールスマンがビジネスの世界で実施して大きな成果を上げた「悩みを解決する方法」とは次の4つの問いと答えを紙に書き出してみる、というものです。

1.問題点は何か?
2.問題の原因は何か?
3.いくとおりの解決策があって、それらはどんなものか?
4.望ましい解決策はどれか?

この1.の問題点については、デール・カーネギーの本の中では表向きなものだけでなく、問題解決に対する姿勢も含めて取り上げています。

これによって、無駄な時間が削減され、結果的に成約金額が倍増した話や、健康や幸福面でも良い結果が出たと紹介されています。

筆者も、以前はこの通りに書くことで「悩み」を何度も解決した経験があり、ぜひコスト削減でもこの方法を取り入れていただくことをお勧め致します。

上の問いをコスト削減としての問いに変えてみると以下のようになるでしょう。

1.コストがかる姿勢として問題点は何か?
2.コストがかかる物理的な原因、あるいは内面的な姿勢としての要因は何か?
3.いくとおりのコスト削減策があって、それらはどんなものか?
4.望ましい解決策はどれか?

頭の中であれこれ思いめぐらせるだけよりも、少々面倒でも紙に書くと何が正しいか自然とわかるようになることがありますので不思議なものです。

既にコスト削減につながると判っているものを全て紙に書き出し、「取返しのつくもの」と「取返しのつかないもの」を区別してみる。


既にコスト削減につながると判ってはいるものの「もし実行して失敗したらどうしよう?」と恐れを回避するあまり二の足を踏んでいるコスト削減方法も存在するのではないでしょうか?

そのような類のコストは、まず上記のデール・カーネギー方式と同じように全て紙に書き出してみましょう。

実際、筆者もこれを分類してみて経費削減につなげた経験があります。

コスト削減はすなわち経費削減でもありますので、人件費、賃貸料、交通費、印刷代、電話代、光熱費等、あらゆる経費のジャンルを顧みて紙に箇条書きで書き出してみます。

全て書き出したら、失敗しても「取返しのつくもの」と「取返しのつかないもの」を分類してみます。

このうち、「取返しのつくもの」を順番に試しに変えてみましょう。

「だめだったら元にもどせばよい。」だけなのです。

たとえば携帯電話の料金コースの変更、プリンターのインクを安いものに替えてみる等は、変えてみてマイナスであったらすぐに元に戻せばよいだけです。

ぜひ紙に書いて分類してみましょう。

社内で仕上げるのと外注に出した場合とを比較してクオリティとコストを比較してみる


自社での作業を一部外注に任せられるかどうかピックアップしてみましょう。

社内で仕上げるよりも、外注に出したほうがコスト安で済む場合、外注に出すことを検討してみるのも手です。

ただし、これは同程度のクオリティが確保できる場合です。外注化してクオリティが低くなってしまうのであればビジネスの根幹にかかわる可能性がありますので慎重に検討しましょう。

おすすめな外注サイトはクラウドワークスです。筆者もいろいろ外注サイトを使いましたが、個人的に外注サイトの中でクラウドワークスがベストのサービスのひとつです。外注依頼をされる際はこちらで依頼を検討してみましょう。

クラウドワークス

クレジットカードを活用してみる


筆者は以前、クレジットカードのポイントというものに全く関心が無く、ポイント付与の利点などというものは「あって無いようなもの」という認識でした。

ところが、ある日突然、実はポイントが10万円相当保有していることが判明しました。(※実話です)

「ポイントはたいして貯まらない」という先入観が強いあまり、全くポイントへの関心がなかったからです。利用明細でも保有ポイントは大きく書かれていませんので気づかなかったのだと思います。

仕事上、ヤフープロモーション広告(リスティング)への出稿でカード払いを続けることがよくあり、ピーク時には年間1000万円近くの広告料をカード払いしていたことがあります。そのとき、気づいたことは嬉しさと同時に、「失効してしまったポイント」のことでした。

ポイントの有効期限切れで少なく見積もっておそらく過去累計で30万円分相当のポイントを損失していたのです。(おそらくもっと多かった可能性があります。)このポイントは電子マネーとして利用できますので、大きな損失と言わざるを得ません。

カード払いしていなかったら、もちろんポイントは一切付与されることはありませんでしたので、ビジネスで銀行振込されている方はカード払いの検討を強くお勧め致します。

ビジネスであれば、現実的に50万円分の電子マネーを貯めることは不可能ではありません。これを捨てるとなると「ポイントの利点などあって無いようなもの」というのは大きな間違いであることが判ります。

※今ではカードのポイントは必ずチェックしています。

法人クレジットカードのメリット


クレジットカードを利用するポイント以外のメリットとしては、支払いが遅くて済むということが挙げられます。

VISAが日本で法人向けにカード事業の展開に力を入れていることもあり「法人用クレジットカード」への加入者が近年伸びてきていますので、ビジネスとして利用するのであれば「法人用カード」おすすめです。

とくに、ビジネス用のAMEXカードは融資枠が多いのでビジネスの決済として筆者はお勧めしています。

永久不滅ポイントがつきますので、ポイントの有効期限切れで失効することも無くポイントを貯めることができますので、長期的な利用に向いているカードといえましょう。

このカードは追加カードが社員4人まで増やすことが可能です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス

ガソリンやETCをカードに変える


ガソリンスタンドでの支払いやETCをカード払いにするだけでもコスト削減につながります。

法人向けのETC専用カード

無駄な時間を減らすようにする


多くの会社では「実際にはやらなくても良い無駄な作業」に時間を費やしている人は多く、そのような無駄な時間を削減することが結果的に人件費の削減につながります。

たとえば、無駄な会議や無駄なメールに時間を費やすなどです。

「会議は本当に必要なメンバーだけが出ているのか?」「配信解除しても良いメールを来るたびに削除していないか?」「わざわざ会わなくても良い人にまで会って無駄な時間を浪費していないか?」など見直すべき点はいろいろとあるかもしれません。

従業員に対して一方的にコスト削減を無理強いして不満を作ることは避けるべき


コスト削減の一環としての減給は極力やめましょう


いくらコスト削減だからといって、コスト削減をし過ぎて従業員の不満を作らないことが大切です。

「従業員の不満=生産効率の減少」ですから生産性が低下すれば結果的にコスト高となってしまいます。

極端なコスト削減の一環として大量解雇はできる限りやめましょう。


「一度に大量解雇して外注化する」となると他の従業員へのモチベーションの低下にもつながりかねません。

リストラ等、コスト低減のために従業員を解雇することは社会問題化していますので従業員の雇用状況については慎重に検討してください。
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