従業員を募集しても応募者が来ない理由と改善方法【正社員、アルバイト等の人材募集】

求人Studioでは全国の正社員、派遣、アルバイトの求人・転職情報を掲載しています。
 
従業員を募集しても応募者が来ない理由と改善方法【正社員、アルバイト等の人材募集】
※当サイトの記事は、プロモーションを含む場合があります。
この記事では人材募集してもなかなか応募してくれる人が来ない企業やお店の方に向けて、その理由と改善方法を書かせていただいております。

そもそも募集を出せばそれだけで人材が応募して来るという時代ではありません


厚生労働省の発表によれば2017年の平均の有効求人倍率は1.50倍で、1973年以来の高水準となっています。

このため、ちょっと大げさな言い方をすれば、求職者側は選択肢が多くて選び放題、「企業側が一生懸命努力してようやく勝ち取る」といった時代となっています。

そう、ただ求人を出すだけで「仕事に困っている求職者のほうがお願いしてくる」といった時代ではありません。

今の時代は人材確保に向けて多くの企業が人材紹介会社やインターネット等の様々なチャンネルを通して人材募集に本腰を入れており、求職者のほうはインターネットで数多くの求人を探すことができるので、希望する人材は容易には見つからない時代なのです。

とはいえ、チャンスが無いわけではありません。現状をしっかりと見直して改善すべき点を徹底的に改善することで、チャンスはやってくるのです。

求職者が自社にエントリーするまでの過程を徹底的に見直すことが成功へのカギ


まず、自社への求人の応募数を増やすには、求職者がどのような経緯を経て自社に応募してくるのか、今一度「仕事探しの状態」から「エントリー終了」までの全ての過程においてチェックしてみる必要があります。

求人媒体は幅広く使っていますか?


求人媒体は「掲載課金」や「月額料金」がある場合は、際限なく求人を掲載することは難しいかもしれません。なにしろ応募が来なければ無駄な費用となってしまうからです。

しかし、「掲載課金」「月額料金」が無い「応募課金」「成功報酬型」であれば、できるだけ多く掲載するに越したことはありません。

「どうせいろいろ掲載しても同じだろう…」という気持ちでは、現状を維持するだけです。現状を変えるには何かアクションを起こさなければなりません。

まだ掲載していない月額費用のかからない求人媒体があるなら、できるだけ多く掲載しておきましょう。

無料の求人サイトに過度の期待は禁物


無料の求人サイトは登録しないよりは登録したほうが良いです。なので、積極的に活用しても問題ありません。

ただし、過度な期待は禁物です。なぜなら、SEO対策が微妙であったり、求職者が仕事を選ぶという観点からサイトが作られてなかったり、サイトのデザインがいかにも無料系らしかったりするからです。
(※SEO対策、デザインがしっかりしているサイトは存在しなくもないですが、そうは多くないと思います。)

デザインが無料系らしいと、求職者のほうでも余程魅力的な求人でない限り応募を後回しにする人も少なくないでしょう。
また、求人サイトとして検索機能が使いにくかったりすれば、どんなにSEO対策が出来ていても多くの人が離脱してしまいます。

無料求人サイトはアドセンスやアフィリエイト広告がメインの収入ですので、応募があっても無料です。そこが今度はアダとなって応募数を増やすモチベーションにはつながりにくくなっています。

なので、応募数は期待し過ぎないことが大事です。ただし、登録しないよりはしたほうが良いので、余力がある場合は登録しておきましょう。

求人サイトでキャッチコピーは正しく書いてますか?


求人サイトで魅力的なキャッチコピーを書くのと書かないのとでは応募数が変わります。なので、キャッチコピーを定期的に練り直しましょう。

逆にキャッチコピーが軽いノリ過ぎる場合も注意が必要です。たとえば正社員募集なのに、タイトルに「★☆★☆正社員大量募集★☆★☆あなたも今すぐ幹部社員へ□□□□」とかのタイトルであれば、怪しくて募集する人はほとんど去ってしまうでしょう。

キャッチコピーは「節度を守って礼節を保ちつつ目立たせるようにする」というのが正統派のセオリーです。

求人サイトに掲載している写真は魅力的ですか?


写真の映り具合やクオリティで応募数は変わります。なので、少しでも改善しておきましょう。

写真の数が少ない場合は増やすなどで対応します。

求人サイトに掲載する写真につきましては、求人広告の写真の撮り方と編集のコツにて紹介していますので、ぜひご覧ください。

自社のサイトは応募者が見て魅力的に映るようなサイトですか?


現代の求職者は応募する前に、一度会社のHPをチェックすることが多いです。

なので、たとえ求人媒体で「この会社受けてみようかな」と思っても、公式HPを見てからがっかりされたら、いくら募集してもザルで水を救うようなものです。

会社のHPは応募者が見て「この会社に入りたい!」と思わせるようなデザイン、訴求力、コンテンツにすべきです。

できるだけ自社サイトに採用情報を掲載して、インタビューを掲載する


自社サイトに求人サイトに書ききれなかった採用情報やインタビュー等を掲載することをおすすめします。

そこで、応募者の人の不安をできるだけ取り除くことが目的です。できるだけ「どのような人達がどのような人柄で仕事をしているか」を示すことでできるだけ良いイメージを抱いてもらいましょう。

自社の採用エントリーフォームは応募に際して余計な項目を除外していますか?


とくに、アルバイトの場合は、経歴を細かく書かないとネットから応募できないフォームだと損します。

アルバイトの募集は「応募時に書き込む項目が少ないほど応募数が多い」という法則を理解しておきましょう。

応募者に対して自社の魅力を具体的に示していますか?


「やる気のある社員ばかりです」等、あいまいな表現では説得性に欠けます。

具体的に入社するメリットをきちんと伝えることは応募者獲得の上で大切なポイントです。

応募者が自社に応募するまでの全過程の中で1つでも大きな欠点があればそこで応募はストップされる

上記の過程を含めて、応募者が自社に応募するまでの全過程において1つでも欠点があれば、そこで応募はストップされてしまいます。

そのため、問題点を1でも作らないといった意気込みで臨むことが大切です。

それでも解決しない場合

いろいろ見直してそれでも解決しない場合は、募集する媒体自体を増やすことがベスト。

人材紹介会社を増やしたり、ハローワークに依頼したりするのはもちろん、インターネットのいろいろな媒体で人材を募集することも検討すると良いと思います。
この記事の内容が良かったと思われた方はシェアを宜しくお願い致します!
 

 人材採用 カテゴリ記事

この記事では中小企業が新卒採用活動で成功するために必要な戦略について書きます。 大手企業の採用手法と同じマネをしない 大手企業の新卒採用活動の方法を参考にするのも良いで…
この記事では内定通知 採用通知書の書き方とともに、例文(テンプレート・雛形)を紹介しています。 ただ例文をコピペするだけでなく、オリジナルな不採用通知を書くためにはどのように書…
この記事では、正社員・アルバイト等の人材採用コストを下げる方法について解説致します。 人材採用コストはどの程度? 人材採用コストの平均値はあくまで参考程度に …
この記事では企業側が面接日程を決める際に気を付けるべきポイントを書かせていただきます。 面接日程はできるだけすみやかに応募者に連絡する 応募があったら書類選考して…
この記事は求人サイトへ掲載する写真をご自身で撮影される方のための記事です。 求人広告の写真を撮影する場合に気を付けたいこと 求職者は多数の求人広告の写真を見て比較し…
ご存じですか?人材募集でこのような表記は全て法律的にNGです! 「主婦歓迎」「女性向きのお仕事です」「40歳以下限定」「20代以上歓迎」「若い方歓迎」「やる気のある方歓迎」「…
この記事では、自社のWebサイト上での採用情報やハローワーク、求人サイト等で応募を増やす方法として 「自社のイメージアップや実績のアピールばかりに目を向けてばかりいるのでなく、応募者…
この記事では人材募集してもなかなか応募してくれる人が来ない企業やお店の方に向けて、その理由と改善方法を書かせていただいております。 そもそも募集を出せばそれだけで人材が応募…
この記事では不採用通知の書き方とともに、例文・テンプレートを紹介しています。 ただ例文をコピペするだけでなく、オリジナルな不採用通知を書くためにはどのように書けば良いか?につい…
この記事では、男女雇用機会均等法に対する「男女比表記」について書かれていますが、それと同時に雇用対策法に対しての「年代表記」との微妙な違いも厚生労働省、東京労働局の見解を交えて書…
新着記事
新着記事
カテゴリー
Copyright (C) 2018 経営者・人事の方向け 売上改善のヒント by 求人Studio All Rights Reserved.
※当サイトの内容の無断転載を固く禁じます。