創業者の格言から考察する売上改善と経営哲学のヒント

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創業者の格言から考察する売上改善と経営哲学のヒント
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この記事では創業者の格言でとくに「改善」をテーマに筆者がこれは良いと思ったフレーズをピックアップしています。経営哲学や売上改善へのヒントとして役立てていただければ幸いです。

出展:格言 DB

三木谷浩史(楽天創業者)


世の中は天才ばかりではない。けれども、改善は誰にでもできる。そして、日々改善を続けていけば、どんな巨大な目標だっていつかは達成できる。つまり、改善は凡人を天才にする方法なのだ。くじけず、うまず、たゆまず、一段ずつ階段を登っていけば、いつかは天才を超えることができる。そう僕は信じている。歴史はそうやって進歩してきたのだから。

楽天が始まったばかりの創業当時はショップが20店舗以下でしたが、その当時の画像が楽天のHPで公開されており、今日のHPを見比べると改善の連続だったことが良く判ります。

たとえば購入時のメルマガ登録なども三木谷氏による発案だったとのことで、新しい手法を取り入れた改善の連続が楽天を支えてきたことが良くわかる事例です。

ラリー・ペイジ(Google創設者の一人)


既存の製品やサービスにひとひねり加えるだけの方が心地よいことは重々承知している。それでも技術分野ではしばしば革命的な変化が起き、緩やかな改善だけでは時代遅れになることを歴史が証明している
(出展:日経新聞)

日本の企業はとくにですが、大手となるほどリスクを取らずに既存の改善を繰り返すことに終始する企業が多い傾向にあるように思います。

これは筆者自身がよく思うことですが…。もし、売上が伸びていないとすれば、それは不況のせいとは限りません。ほとんどの業界ではマーケットに年々新規参入企業が増えてきており、さらにIT化による流通革命が起きているので、単なる改善だけでなく根本を見つめ直すことも非常に大事なことだと筆者は思っています。

スティーブ・ジョブズ(Apple創業者)


消費者に、何が欲しいかを聞いてそれを与えるだけではいけない。完成する頃には彼らは新しいものを欲しがるだろう。

出展:wikiquote

何が必要なのかマーケットリサーチすることはもちろん大切なことです。しかし、その声を元にして商品の仕様を決めるだけで時代を切り開ける商品を創出できるのか?とジョブズは語りかけているようです。

ヘンリー・フォード


落ち度を探すな。改善策を探せ。

サービスのマイナス点を把握するのは大切ですが、「マイナスがあるからダメだ」と決めつけたりせずに「どうすれば改善するのか」といったことに目を向ければビジネスの選択肢が大きく広がります。

藤田晋(サイバーエージェント創業者)


プロダクトの改善を重ねるのは当然ですが、どうしても途中で伸び悩む時期が出てくる。そういう時には根本的に仕組みを見直す打開策が必要です。

サイバーエージェントの藤田社長ですが、アメーバブログを始めた当初、四方から「今はブログの時代じゃない」「ブログの時代は終わった」等さんざん否定的なことを言われたのを振り切って自分の信念を貫きました。

当時はたしかに次々とブログサービスが閉鎖していった時代でもありましたが、先見の明を見出す人は「多くの人が言っていること」に惑わされませんでした。

藤田社長にとっては自分の体験談から出た揺るぎない信念に違いありません。

高橋尚子


オリンピックや世界選手権のような大きな試合で勝つためには、常識的なことだけをしないこと。ひとつの器を壊して次の段階に進むためには、非常識と言われる領域に足を踏み入れない限り求める結果は得られません。

スポーツの世界でもトップクラスに上り詰める人は「常識の打破」なのでしょう。結局お手本や教科書が無い領域に入ることが世界的に成功するには必要不可欠なのかもしれません。

南場智子(Dena創業者)


厳しい指摘や懸念には、じっくり耳を傾け、サービスの指針や改善に取り入れて行くべき。批判や指摘はサービス改善の糧として大いに有益。

正当なクレームをクレーム担当に任せるだけにして他の社員との共有をおろそかにしていませんか?「貴重なご意見を頂きまして誠にありがとうございます。」と言いながらそのまま放置するのは宝を捨てるようなものです。

事業や組織の発展の可能性は常識の延長線上にはない。

新入社員は、良質な非常識で会社の垢に気づかせてくれることもあります。この「良質な非常識」というのを我が社はとても大切にしています。

大きく成功したり、業界での先駆者になったり、根本的に売上を改善したいと思ってる場合、「普通の人であれば常識的に考えてそういうことは…」と思えることに対して足を踏み入れることにチャンスがあるのでしょう。

そういう意味では「ライバル企業より一歩先に」というフレーズは結局はライバル企業と似たような土俵にいるわけです。

もちろん、それも大切かもしれませんが、「ライバル企業がまだ誰も計画していない」ところに大きなビジネスのチャンスが眠っているのかもしれません。
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